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2020/10/08

グアテマラ・アティトラン湖の撮影ネタ~20メートルの頭飾りをまとう女性たち~

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中南米では、思わず見とれてしまうほど可愛らしい民族衣装や装飾品をよく見かける。

そのなかでも《トコヤル》と呼ばれる、長い布を頭に巻く帽子のような頭飾りをご紹介。

トコヤル|グアテマラでの撮影

グアテマラでは、同じ民族であっても村ごとに異なる衣装を身に着けることが多い。

サンティアゴ・アティトラン村に住むツトゥヒル族の女性が着用するのが、このトコヤル。

一束にまとめた髪に全長約20メートルにもわたる帯の先をくるくると結びつけ、

その後手際よく頭の周りに20回巻きつけて出来上がるユニークな頭飾りだ。

トコヤルを巻く女性|グアテマラでの撮影

20という数字は20日周期であるマヤ暦に由来しており、円を描くように巻き付ける方法は

人生という長い道のり、そして親から子へ伝統を引き継ぐ民族の存続を象徴している。

トコヤルはククルカンというマヤの神にも深い関係があり、女性たちに『守りの力』を与えるという。

 

グアテマラ女性の民族衣装で特に目を引く、カラフルな刺繍がほどこされた上衣は《ウィピル》。

ウィピルはメソアメリカ先住民の伝統衣装であり、隣国メキシコなどでも見られるが、

グアテマラでも古代マヤ時代から変わらない織機で作られている。

織物は村の女性にとって伝統を紡ぐ大切な仕事であり、母から娘へと代々受け継がれていく。

ウィピル|グアテマラでの撮影

サンティアゴ・アティトラン村のウィピルには、鮮やかな色彩の鳥がたくさんあしらわれているが

これは16世紀スペイン人侵攻の際、ツトゥヒル族が『鳥のように』別の地へ移住したことが由来とか。

ウィピルの刺繍を見れば、どの村出身なのか地元の人にはすぐに分かるといわれている。

 

先住民に対する差別や偏見もあり、トコヤルやウィピルなどの伝統装飾品を日常的に着用する

女性はずいぶんと減り、今ではグアテマラでも都市部では洋服を着る人がほとんどだ。

しかしその一方で、先住民文化の価値を認めて再評価し、保護する動きも出てきている。

25センターボ硬貨に描かれたトコヤルを着用した先住民女性も、この表れなのかもしれない。

25センターボ硬貨|グアテマラでの撮影

トコヤルを身に着ける女性たちが住むサンティアゴ・アティトラン村は、

グアテマラの首都から西に約150kmに位置するアティトラン湖を囲む村々のひとつである。

サンティアゴ・アティトラン|グアテマラでの撮影

19世紀初めにグアテマラを訪れたドイツ人探検家アレクサンダー・フォン・フンボルトが

『世界で最も美しい湖』と呼んだことから、多くの人々に知れ渡るようになった湖だ。

アティトラン湖|グアテマラでの撮影

空・山・水の大自然が作り出す青色は圧巻であり、

明け方や夕暮れには絵画のような幻想的な景色をみられるチャンスもある。

アティトラン湖|グアテマラでの撮影

火山噴火によって生まれたこの湖の周りには、他にもマヤ先住民族の村々が点在する。

これらの村々をボートで巡るツアーは、アティトラン湖で人気のアクティビティとなっている。

アティトラン湖|グアテマラでの撮影

 

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